kintore_engineer’s blog

こちらのブログでは、筋トレや食事、筋肥大、ダイエットに関する情報について発信していくブログになります。誰でも最初は初心者なので一緒にトレーニング頑張っていきましょう!

あなたの家のお父さんは、金持ち父さん?貧乏父さん?

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こんにちは。

地方の中小企業で仕事をしつつ、週4~5筋トレが趣味の兼ぬと申します。

 

今回の記事では、『金持ち父さん、貧乏父さん』のという本のレビュー記事になります。

読んでいて色々と考えさせられた書籍であったため、私なりの今までの考え方とこの本を読んでこれからの令和の時代で生きる人の生き方とはなんだろう?ということを書いていきます。

 

 

『金持ち父さん貧乏父さん』って何?

 まず『金持ち父さん貧乏父さん』なんて本知らないよ。

という方のためにご紹介します。

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書籍名『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』

著者:ロバート・キヨサキ

刊行日:2013年11月8日

   

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ロバート・キヨサキ

起業家、教育者、投資家

生誕 1947年4月8日(72歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島ヒロ
住居 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデール
職業 投資家実業家作家
純資産 推定8,000万USドル[1]
配偶者 キム・キヨサキ (1985年 - 現在)
Kim Kiyosaki
公式サイト www.richdad-jp.com

 

ベストセラー『金持ち父さん、貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキは、世界中の多くの人々のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、その考え方を変えた。

ロバートの考え方は社会通念と対立することも多いが、率直な、時として不遜(ふそん)で勇気ある発言をするとの定評がある。彼はまたファイナンシャル教育の大切さを情熱をもって語る提唱者として広く知られている。

※不遜(ふそん)・・・目上の人や年上に対して「生意気な」「身の程知らずな」言動や態度を指す。

 

著者エピソード

本書のことの始まりはロバート9歳の時に

「パパ、お金持ちになる方法を教えてくれる?」

その一言から始まった。

当時少年ロバートの友人の母が大きなキャデラックで迎えに来ている様子を見て羨ましいと感じていた『お金持ちっていいな』そんな軽い気持ちだったように受け取れる。

それからお金持ちになりたいと願ったロバートは父から

『金持ちになりたかったら、お金を作る方法学ぶことだ』と教わる。

この実の父が、本書で言うところの貧乏父さんのことを指します。

実の父(貧乏父さん)からの教えを聞いた次の日、親友のマイクにこの話を持ち掛け親

友のマイクと共同事業を始めた。

それが「歯磨きチューブで5セント硬貨製造事業」だった。

(日本円でいうところの5円玉)

1956年(昭和31年)当時のアメリカでは歯磨き粉のチューブはプラスチックではなく

できていたそうで、それを溶かし石膏(せっこう)の型に流し込み5セント玉を作り出

そう!という子供ながら言葉のまま受け取りお金を作ってしまったというのは末恐ろしいと感じたエピソードでした。

その後、父から「偽造」という言葉の意味を教えられたそうです。

読めば読むほどに、本当に末恐ろしい方ではありました・・・

 

注意:ご存じかと思いますが、お金を製造するのは犯罪です。補足まで。

 

 

ロバート氏流の資産と負債についての考え

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資産と負債

ロバートさんが言う資産と負債とは

資産とは・・・私のポケットにお金を入れてくれる。

負債とは・・・私のポケットからお金を取っていく。

と定義してあります。

 

本書を読む前まで私は、マイホームもマイカーも資産の一部と考えていました。

私自身、車を通勤のために使っており、万が一車やバイク(1台あります)も売る必要があれば資産にはなるのかな?と考えていました。

 

ロバート氏によるとマイホームやマイカーはポケットからお金を取っていくものだから

負債だと考えるそうです。

車は日ごろ通勤のために使わなければいけないので、費用はかかるとしてもバイクも乗

らなけば、軽自動車税などの固定費がかかってしまうため負債と考えるそうです。

一般的にはぜいたく品の一種かもしれませんね。

 

 

ロバート氏流の本当の資産とは?

・自分がいなくても収入を生むビジネス

・株、債券

・収入を生む不動産

・手形、借用証書

・音楽、書籍などの著作物、特許権

・市場価値のあるもの(絵画、壺、宝飾品)

 などのように説明してあります。

といっても、一般人からすると中々取っつきづらいイメージしかありませんよね。

 

少し身近な例を挙げて説明すると

・ブログ、youyubeなどを使った広告収入、アフィエイト

・株の「配当金」(月曜から夜更かしに出た桐谷さんは有名では??)

・使っていない家を貸し出したりした「賃貸料」

・駐車場を貸し出す「賃貸料」

・自販機設置による「収入」

・・・・etc

少し探すと色々出てきますね。

こうして考えると会社に就職して、仕事をするだけが収入を得られる手段ではないとい

うのがわかりますね。

 

本当の資産を得るためには何が必要なのか?

本書の最初から最後を通して、繰り返し伝えられていることがあります。

それは

・常に学ぶこと、何を学べるのか(広く浅く学ぶこと)

ファイナンスインテリジェンス(お金に関する知識)

 

常に学ぶことで➡ 選択肢の幅を広げることができる

いくら稼げるかではなく何を学べるかで仕事を探しなさい。 

 

のように常に学ぶことで自分の中に様々な選択肢を増やすことが、本当の資産を増やすために必要な根本的な部分であると読んでいくということに気づかされます。

またロバートさんの言葉の中で

・無知が恐怖と欲望を与える

・手に入らないニンジンを追いかけるだけ

のように記述してあります。

 

 

金持ちになりたいと願う人はファイナンシャル・インテリジェンスを伸ばす

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ファイナンシャル・インテリジェンスとは何ぞや?

お金持ちになりたい人は、このファイナンシャル・インテリジェンスを伸ばしましょう!と度々出てきます。

 

そもそもこのファイナンシャル・インテリジェンスとは何ぞや?

っていう話ですよね。

金持ち父さんからの教えを通して身に着けていた金銭に関する知識のことで、4つに分

けて説明しています。

 

1、会計力・・・数字を読む能力のこと。

自分の「帝国」を築きたい人にとっては不可欠の技能。

収入と支出、資産はどれくらいあって今ある負債はいくらあるのか・・・など

お金の出入りを正確に読む力ですね。

 

2、投資力・・・お金を戦略的に生み出す力。

お金に関する問題を解決する際にどれくら想像力を発揮できるか、はずれの景品を大金に変えるためにいくつの解決法を思いつくか。 

いかにはずれを想像力を働かせて、『お金がお金を作る』戦略的に働かせることです

ね。著者エピソードがまさにはずれを大金に変えてしまう可能性を秘めていたように思

います。

 

3、市場の理解力・・・今がチャンスなのか、そうでないかを見極める力。

今この瞬間にリスクを取って、お金を使うべきなのかどうなのかという力のことです

ね。お金を使うべきでないタイミングで使ってしまえば、お金が減るばかりでなく

時間も失ってしまいます。

今で言うとローランドのタピオカ屋「ザ・パール(THE PEARL)」が八王子にオープンし

たそうです。

これはまさに『今がチャンスだ!』と思ってお金を使うべきタイミングを読んだ一例で

すね。

 

4、法律力・・・法律を上手く利用する力

これも一例ですが

会社に雇われている人はもらった給料から、生活をやりくりしますよね。

これが会社が収入を得ると、その収入の中から経費を差し引かれ残ったあとに税金がか

かります。

以下の例のものを経費として、税金がかかる前に収入から落とす合法的な税法の抜け道

だそうです。

・会社の車購入の代金を経費に

・保険料、修理代を経費に

・食事などの接待費用も経費に

まさしくこれも法律力かと思ったユーチューバーヒカルの『金持ちYou Tuber』動画も

参考にお納めください。

 

www.youtube.com

 

 

 

『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで感じた魅力

資産と負債に分けて物の価値を再確認できた

 まず今まで自分が資産であると思っていたものは負債にもなりえるということ。

資産価値のあるものなら、資産として使えるそうですが普通のマイホームやマイカーで

あれば普通は価値が下がっていきますよね。

今更ながら燃費のいい軽自動車でも良かったかなと思ったことはあります。

マイホームも普通の会社員であれば、30年や35年ローンが普通だったりします。

一国一城の主は憧れますが、必ずしも周りと同じようにマイホームを買うのも全て正し

い道ではないのかなと感じさせられました。

 

人生の生き方は会社員だけではない

今の現代は会社員だけが収入を得る方法ではないことは、最近のネットの情報を見ると

わかるかと思います。

ロバートさんも本書の中で『私は変化を恐れない』『むしろ大歓迎だ』と言っていま

す。この考えに対しては私は全くの同意です。

変化のない人生って面白くないですよね。

以前上司からですが、現状維持は維持ではない衰退だと言われたことがあります。

もし会社員という立場であぐらをかいた日々を過ごして、10年後、20年後もしその会社

が残っているかどうかって考えたことありますか?

時代の変化についていけない人間もですが、会社も変化についていけなければ衰退して

いきます。

そのためにこれから先の自分だけの生き方をより考えるきっかけを与えてくれた書籍です。

 

総評

・資産と負債とは何なのか?

  資産➡ 私のポケットにお金を入れてくれるもの

  負債➡私のポケットからお金を取っていくもの

 

・本当の資産を得るためには何が必要か?

  常に学ぶことで人生の選択肢を増やすことができる

  ファイナンス・インテリジェンスを伸ばすこと

 

ファイナンス・インテリジェンスとは?

  会計力・・・お金を読む力をつける

  投資力・・・お金がお金を生む戦略する力をつける

  市場の理解・・・今がチャンスかどうかを読む力をつける

  法律力・・・法律を上手く利用する力をつける

 

『金持ち父さん貧乏父さん』は

・これから就職や転職、進学を考えている人におすすめです。

17歳~20代後半に一度は読むべき書籍だと思います。

私は、20歳前後辺りに読んでおきたかったなと少し後悔しました。

 

今回は長くなってしまいましたが、以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。